(一社)日本船長協会事務局
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南陽市立 赤湯中学校/ 沖郷中学校/ 宮内中学校
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1.開催日時
平成30年8 月22日(水) 14:10~14:50
15:00~15:40
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2.紹介
昨年に引き続き、山形県南陽市教育委員会、国土交通省東北運輸局及び(公財)日本海事広報協会の共催による海洋キャリア教育セミナー「海の仕事へのパスポート」に参加し、同市内の赤湯中学校、沖郷中学校および宮内中学校の生徒を対象に講演しました。
山形県の南部、米沢盆地の北東部に位置し、人口3 万2 千人の南陽市は、北に丘陵、南に沃野が広がる比較的温和な気候の土地柄で、「中国 南陽」と地勢、風土が似ていることからその名が付けられたそうです。また、外航船が入る最寄の港としては、山形県唯一の国際貿易港である酒田港がありますが、車で2時間はかかるそうで、海や船に接する機会の少ない生徒たちのみならず、先生方からも好評の本教育セミナーが継続されることとなったそうです。
会場の南陽市文化会館は地元産の杉材を加工した集成材を使用し、メインホールは世界最大の木造コンサートホールとしてギネス記録に認定されています。
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3. 講演内容
本教育セミナーは、海にかかわる仕事や海洋の重要性について理解を深めてもらうため、船員、海上保安官や港湾の仕事、造船や深海調査などの各分野の専門家が講師となり、3校の生徒がそれぞれの興味のあるテーマを2つ選んで講話を聞く形式で行われました。
船長講話においては、2 回の講演で計86名の中学2 年生が聴講しました。
それぞれの講演は約40分で、パワーポイントやビデオ映像を使用して、以下の内容を中心に話をしました。
・日本の海と船による物資輸送、海運について
・世界のいろいろな港や航路、パナマ運河、スエズ運河について
・船員・船長の仕事や生活、経験談、船員になるには など
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4.講演者雑感
講演前にアンケートが実施され、その中では、「仕事に就こうとした理由」「仕事のやりがい」など、仕事の魅力等に関するものや、船員の生活に関する質問が寄せられていました。
内陸の海とは離れた土地柄故か、具体的にイメージは出来ないものの、未知なる物への興味は強いと感じられました。
彼等の中からも、海の仕事へのパスポートを手にし、将来、大海原へ乗り出しくるような若者が出てくることを期待して、質問に沿った内容も加えて話を進めました。
(常務理事 長田 泰英 記)
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