第333回 広島県呉市立仁方中学校

(一社)日本船長協会事務局 

 

1.開催日時

令和 5 年 8 月21日(月) 9 :30〜11:20

2.紹介

 日本中小型造船工業会が主催する「船のものづくり体験講座・キャリア教育」の一環として、2019年から 5 年連続となる「子供達に
 海と船を語る」の講演を行いました。呉市は広島三大都市の一つで、戦前には海軍工廠が、戦後も海上自衛隊呉地方総監部がおかれ自衛隊と造船の街として知られ、最近では JMU 呉造船所にて超大型のコンテナ船が建造されています。

3. 講演内容

 会場は体育館を使用し、同校 1 年生 2 クラスの生徒50名を対象とした講演を実施した。
 構成は前後半の二部構成とし、パワーポイントやビデオ映像等を使用して主に以下のような話をしました。
・日本の海と物資輸送、海運について
・広島県の港勢及び輸出入されている貨物
・ばら積み船 /PCC/ コンテナ船の特徴
・世界の色々な港や航路、運河について
・船員・船長の仕事や生活、経験談、船員に
なるには など

4.講演者雑感

 同校での講演は 5 度目ですが、昨年に引き続き広島県に所縁の有る貨物船をピックアップして講演しました。
 一連のスケジュールに於いて訪問予定のJMU の造船所では現在世界最大級のコンテナ船の二番船が建造予定で、訪問の際にはぜひその大きさを実感して欲しい旨を伝えました。
 講演内容を調整して約20分の長めの質疑応答時間を取っていましたが、その時間では足らない位に様々な質問を投げかけてくれました。さらには講演後に受領した感想文にも数多くの質問が記されていました。生徒達の関心の高さがうかがえます。

(常務理事 長田 泰英 記) 

感想文

生徒達の作文/

 


LastUpDate: 2024-May-15