第396回 千葉県千葉市立高洲第三小学校

(一社)日本船長協会事務局 

 

1.開催日時

令和7 年7 月1 日(火)10:25〜12:00

2.紹介

 公益財団法人 日本海事広報協会の紹介で、6 年生2 クラス合計59人の子供達に「船長、子供達に海と船を語る」講演をする機会をいただきました。3 校時目は6 年1 組の教室で、4 校時目は6 年2 組の教室へ。2 つのクラスを移動して講演を行いました。

3. 講演内容

 1 クラス45分間授業のうち、約40分間話をして、残りの5 分間を質問時間に当てました。話す内容はいつもの通り船の種類とその役割、そして船員の仕事と生活の2 本柱とし、児童の様子を見ながら話を組み立てました。双眼鏡、コンテナのミニチュアなど、小道具も使い、少しでも興味を持ってもらえるように努めました。


4.所感

 教室には児童達が取り組んだ習字「思いやり」と書かれた作品、廊下には小学校生活を象徴するランドセルを描いた水彩画、それぞれが展示されていました。冷房完備の涼しい教室とは言いながら季節外れの冬服の制服姿で、友達と元気にじゃれ合う児童達とその作品とをしばらく見比べていました。いざ講演が始まると児童のほとんどが積極的に講演に参加してくれました。クイズでは、手を真っ直ぐ挙手するほど元気です。クイズに正解すると「よっしゃー!」とマジになっています。質問コーナーでは、「海賊はいますか」とか、「船酔いはしますか」などと言った質問のほか、「船員さんの給料はいくらですか?」と言う質問もありました。そんな時は日本船主協会作成DVD で使われている新入社員の給与額や、政府機関の調査データの平均給与額を使って説明します。すると「船長の給与はいくらですか」と単刀直入、遠慮のない質問もあります。こうして児童とやり取りをしているとあっという間に時間が過ぎてしまいます。
 小中学生に海と船を語りたい会員の皆様、担当理事までご連絡下さい。

(常務理事 滝浦 文隆 記) 

感想文

生徒達の作文/

 


LastUpDate: 2025-Oct-23