平成21年12月、弓削商船高専 多田商船学科長殿から商船学科の学生達(1学年、2学年、3学年)に夢を与え、モチベーションを高める講演の依頼があり、翌年2月4日、同校で「船長、母校へ帰る」講演会を実施することになった。 瀬戸内海のほぼ中央に浮かぶ弓削島は、青松白砂の瀬戸内海国立公園に囲まれ、風光明媚な景勝の島です。
講演会は、松下教授の司会、進行で進められ学校から依頼された時間内の次のプログラムにより実施した。 2月4日 14:00 船長協会から校長先生に記念品贈呈 15:20 開講 松下教授挨拶・講師紹介 15:25 福田船長講演 16:10 質問タイム 16:20 閉講
久しぶりに訪れた弓削島は海岸地区が埋め立てられ、小さかった港および道路が拡張整備されていた。 母校の校舎、学生寮は近代的な建物に変貌し、45年前、勉学にいそしんだころの木造校舎、全寮制度により3年間を過ごした木造寮舎の面影はない。 この講演会のために準備を整えていたが、講演中は緊張感があった。 講演後、自分の思いが学生達に十分伝わったのか不安な気持で母校を後にしたが、後日送られた学生達の真摯な感想文を読み、胸のつまる思いがした。 この講演会が、後輩の学生達に夢を与え、モチベーションを高めるお役にたてればありがたい。
日本船長協会 福田身延 記
生徒達の作文/①/②/③/
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