第207回 佐賀県嬉野市立轟小学校

(一社)日本船長協会事務局   

佐賀県嬉野市立轟小学校

 

1.開催日時

 平成30年11 月1 日(木) 14:30~15:30

2.紹介

 国土交通省九州運輸局佐賀運輸支局主催の「海事産業施設見学会」に合わせて、参加小学生に対し海運業や船員の仕事について講演を願いたいとの依頼を受け、「子供達に海と船を語る」の講演を行いました。
 嬉野市は佐賀県西部に位置し、日本三大美肌の湯として有名な嬉野温泉を有し、また同市にて産する嬉野茶は室町時代より生産が始まったとされ、5 年連続で農林水産大臣賞を受賞しています。同市は海には面していませんが、隣接する鹿島市には舶用シリンダライナで世界に名を馳せる東亜工機(株)本社があります。
 轟小学校は嬉野温泉街より徒歩約20分の轟の滝公園に隣接する位置に有り、「夢をもち、ふるさとを愛し、生き生きと学ぶ」を目標に掲げている学校です。

3. 講演内容

 同校5 年生一クラス(27名)を対象とし、教室を使用して60分の時間で実施された。
 今回の講演では事前に生徒さんから42項目の質問を受領していたので、それらの質問を盛り込み、その上で下記の内容に焦点を当てた講演内容とした。
・日本の海と船による物資輸送、海運について
・外航船の種類や特徴
・船員・船長の仕事や生活、経験談、船員になる為には など

4.講演者雑感

 今回の講演をとても楽しみにしてくれていたようで、生徒達は真剣に興味をもって話を聞いてくれました。
 最後に生徒の皆さんと一緒に写真を撮りました。
 同校は学校目標の一つである「夢を持ち」を掲げているが、今回筆者が生徒たちの前で普段身近ではない船と船員の話をすることによって、生徒が将来の夢の一つとして海運業を思い浮かべてくれれば嬉しい事であると思いつつ嬉野市を後にしました。

(参与 長田 泰英 記)


生徒達の感想文

生徒達の作文/

 


LastUpDate: 2024-Sep-27