東京都葛飾区立金町中学校

1．開催日時

　平成31年3 月12日（火） 13：30～15：10

2．紹介

　今回は、（公財）日本海事広報協会（以下海事広報協会）による海洋教育普及事業「海の仕事へのパスポート」が葛飾区の金町中学校で開催され、その講師の一人として講演をしました。
　同校では以前より、海事広報協会が主催する「ジュニアシッピングジャーナリスト賞」という海運や船のことを調べて新聞にするコンテストへ応募しており、2018年度中学生の部で同校生徒の作品が佳作に入賞しています。過去に入賞の実績が有り海事教育を積極的に行っています。
　当日は3 年生全員（167名）が校舎の最上階にある体育館でキックオフセミナーを聞いた後、各教室に分かれて、「船員の仕事について」、「東京海洋大学とは?」、「海洋研究を行うJAMSTEC とその仕事について」、「海上保安官の仕事について」、「船ができるまで」と題する5 つの分科セミナーのうち興味のあるものを受講するという形式で行われました。

3. 講演内容

　当方が担当した分科セミナー「船員の仕事について」には33名が参加しました。持ち時間60分のうち、約40分間は以下のような内容の講演を行い、その後、東京海洋大学の学生と共に、ロープワークの一環としてチャイニーズスクエアマットを作成しました。
・外航船の種類や特徴、又それぞれの船で運ばれる貨物の種類
・船員・船長の仕事や生活、経験談、船員になるには　
など。

4．所感

　次の進路も決まり、卒業式を1 週間後に控えた中学3 年生達でしたが、興味をもって話を聞いてくれました。また、講演後のロープワークでは、チャイニーズスクエアマットを作成する中、生徒それぞれが得意不得意は有るものの、作品を作り上げようと自らの手を動かして結び目を完成させると歓喜をあげる生徒もいて、こちらもなかなか楽しむことができました。

（参与　長田 泰英 記）

感想文

生徒達の作文/ ①